先月末から仕事で中国東北地方にでかけた。北京からハルピンまでのり
継ー北京で5時間天候不順で待たされる。その間日本と中国との過去の
歴史を厭っと思うほど味わった。一つには残留孤児問題。残留孤児の奥
さんの里帰りに遭遇。待ち時間の長~い時間昔の話をじっくりきかされた。
またもう一つは出稼ぎで福井県の縫製工場に勤めている女工さんの
話。ひとりの女工さんは岐阜県の縫製工場で働き、三年契約で年期明け、
晴れてハルピンに帰る所だという。三年で30万円も貯めることができたと
晴ればれした表情ではなしてくれた。家には25歳の息子と旦那が待っている
という。もう一人の女性は夫婦で来日。夫はその間病死。二人の子を縫製
一筋で養育してきたという。彼女は48歳にしてはスタイル抜群。柳腰の
中国美人だ。飛行機待ち時間の間たっぷり彼女達につきあったが、底辺
で生活している人たちはほんとに金にケレンミがなく、きっぷうがいいのに
気がついた。私の中国の旅の序章は彼女達の私へのエールではげまさ
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